
折鶴9万羽と女性らしい創意にあふれる要求タペストリーが飾られた会場で、9月22・23日、第5回子育て・女性活動全国交流会が開かれました。女性155人、男性25人、子ども19人の計199人が参加。20〜40代の子育て世代が40人、1993年の前回交流会以来14年ぶりとあって初めての参加者が137人となりました。
全体会
「若い人がこんなに元気に活動しているんだと勇気づけられた」「女性の明るさと底力が生活と健康を守る会を支えていると実感」
交流会は、全生連の集会としては久びさに若いお母さんたちであふれ、子どもたちの声や姿にみんながうれしくなった開幕でした。
1日目の全体会は、青森・むつの菊池嘉任(よしとう)さんのアコーディオン伴奏で全員で歌い、始まりました。鈴木正和会長のあいさつに続いて、都留民子県立広島大学教授が記念講演。
20代から「守る新聞」読者という都留先生は「頑張れない人、自立できない人をまきこむ運動を展開しよう」「運動に発想の転換を」と熱く語りました。「全生連のめざすナショナルミニマムの運動に確信をもった」「運動の未来を示された」と参加者は勇気をもらいました。
心に響いた涙の訴え
「人権侵害許さない」
生活保護・母子加算の審査請求のたたかいを
報告する道生連のみなさん
細川久美子副会長が全生連の女性活動の基調報告をし、運動課題を4点提起しました。特別発言は、大阪・此花の山下雅子さんと福岡県生連女性活動部の藤原房恵さんです。
全生連52年の歩みをつづった構成劇では、会員の切実な「私の要求」から始まった運動や、生活保護・母子加算の審査請求や生存権裁判などが、針の穴ほどの人権侵害も許さないと生き生きと語られました。最後に、壇上に上がった各地の生存権裁判の原告を参加者の大きな拍手が励ましました。
「とても見ごたえがあり、若い人の発表に全生連運動の未来の発展をみることができた」「若いお母さんの涙ながらの訴えが心にひびいた」と、感動を呼びました。
願い込めたおりづる
子どもたちから広島へ
折鶴を広島県連代表へ託す
2日目は10会場で分科会。「出された悩みを一緒に悩み分かち合えた」「こんなに本音が出た交流会は初めて」という参加者が少なくなく、初めての絵手紙と歌声の分科会では「忙しい毎日の中で忘れていたものを取り戻した」など、活動への元気やヒントがたくさん交流されました。
続く全体会で各分科会の内容が発表され、前田美津恵・全生連事務局次長がまとめをしました。最後に「折鶴」が「憲法9条と平和を守れ」の願いを込めて、子どもたちから広島県生連の参加者に手渡されました。平和祈念公園に届け飾られます。
「学んだことをこれからの活動に役立てたい」という思いがあふれた交流会でした。
(2007年10月7日付「守る新聞」) |