
生活保護・母子加算の減額・廃止取り消しを求めて最初に裁判を起こした辰井絹恵さん(京都・山科)と9月に提訴した成田真樹さん(青森・弘前)が、子育て・女性活動全国交流会の会場で固い握手を交わしました。
京都から青森へ熱いメッセージ
辰井さんと成田さんが握手、真唯ちゃんも
一緒に(静岡県にて)
青森で老齢加算の生存権裁判が提訴されたとき(今年4月24日)、京都の辰井さんから「母子加算でも裁判する仲間がほしい」という熱いメッセージが届きました。裁判を支援する会の結成総会に参加していた成田さんはすでに審査請求と裁判を決意していました。
子どもに辛い思いさせたくない
成田さんは、「生活保護を受けたのは子どもに辛い思いをさせずにふつうに育てたかったから。この裁判は、単に母子加算だけでなく貧困をなくすため闘うつもりです」と9月7日に提訴に踏み切った決意を話しました。
息子と相談して提訴を決めた
辰井さんは、「子どもをもつお母さんが裁判をすることはいじめがあったり、ものすごく大変だと思う。私は定時制に通う息子とよく話し合って決めました」と提訴当時のことをふり返ります。
勝利して悪政に風穴をあけたい
母子加算の減額・廃止について、2人とも「食費を切りつめるようになった」「子どもに『○○がほしい』と言われても、お金がないというのが辛い」と言います。成田さんは、「子どもが好きな揚げ物をしていません」。
母子加算の原告ふやしていきたい
辰井さんは、「原告になるのは勇気がいると思いますが、もっとたくさんの人が声をあげてほしい。それが私の願いです」と全国の母子世帯のお母さんにメッセージ。成田さんは「母子加算の裁判の原告はいま4人ですが、少しでもふやしていき、裁判で勝利してこの悪政に風穴をあけたい」と決意。最後に、辰井さん、成田さん、娘の真唯ちゃんが固い握手をして互いの健闘と勝利を誓いました。
(2007年10月14日付「守る新聞」) |