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敬老パス改悪を撤回せよ 横浜市

見直し案中止へと市民に呼びかける

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行動に集まった「守る会」横浜市協議会のメンバー
 11月5日に生活と健康を守る会横浜市協議会(鶴見・西区・南区・金沢区・港南区・神奈川区・旭区)は、市役所と野球場として知られる横浜スタジアムの玄関口・関内(かんない)駅前で、敬老パス制度を守ろうと宣伝・署名活動を行い、多くの市民に呼びかけました。

 参加者はつぎつぎにハンドマイクをにぎり、「横浜市が敬老パスに支出している財政援助は、予算全体のわずか0・7%にしか過ぎません。切りやすいところから切り捨てる行政に、ひとりでも多くの市民の声を集結させ、中止撤回を求めていきましょう」と力強く訴えました。

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 「こんなことになっているなんて知らなかった。うちにもおばあちゃんがいる。外に遊びに出られなくなったらかわいそう」と、署名してくれた女子高生たち。
 敬老パスをめぐって、市民からは「これ以上、高齢者への負担増は避けるべき」との声が寄せられています。

 約1時間の行動に48人分の署名が寄せられ、同日午後2時から開港記念会館で開催される『ストップ敬老パス負担増!市民のつどい』に移動しました。
 会場には、市民など約80人が集まり、「ありかた検討会」が出した中間資料の報告や、各地の取りくみの発言、意見交換などが行われました。
 このなかで参加者から、「横浜市は財政難を前面に出し、保育事業と介護・医療事業費に財政支出したグラフを比較させている。これは、母子世帯と高齢者世帯の市民を分断させようとしているものだ」などの意見もありました。

解説

拙速(せっそく)に利用制限へ

=横浜市=

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岩崎県連事務局長

 横浜市は、敬老パス(横浜市敬老特別乗車証制度)のとりあつかいについて見直す方針を打ち出し、一般公募市民、学識経験者、交通事業者、行政職員などによる「ありかた検討会」を今年5月に設置しました。

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呼びかけに署名が次々に集まります

利用回数の制限など

 現行の敬老パスは利用回数に制限がありませんが、今回の見直し案には、利用回数の上限を設ける「プリペイド方式」や、利用回数に応じて費用を負担する「ワンコイン方式」など、従来の敬老パスとはまったく違う制度の導入があげられ、来年度予算に反映させる方向で進められています。

十分な検討されず

 さらに問題なのは、「ありかた検討会」を設置して、わずか4回の検討会を行っただけで、11月に最終的なまとめを答申したことです。昨年と今年、相次いで国の税制改訂が行われ、高齢者や低所得者は厳しい状況のなかで、生活を強いられています。
 しかし「検討会」は、敬老パス見直しの『取りまとめ』のなかで、利用者に一定の上限を求めることや、利用者の負担増、高齢者への応益負担を打ちだしており、市民の声を反映しているとはいえません。

(2007年11月25日付「守る新聞」)

 
   
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