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京都市の国民健康保険料が、新年度から引き下げられる見通しが明らかになりました。高橋瞬作・全京都生活と健康を守る会連合会事務局長からの報告です。
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| 「国保料引き下げ署名実行委員会」の署名提出(第一次分として17万190人分)(昨年12月17日、京都市) |
京都市長選挙の投票日から2日後、2月19日におこなわれた京都市国保運営協議会において、国保料の応益割、応能割の比率を改定し、あわせて9億円あまりの事業基金を取りくずすこと、一般会計からのくり入れは約140億円を確保する方針が出され、2月議会に提案されることになりました。
これによって、来年度は低所得世帯、多人数世帯など96%の世帯で国保料が引き下げられる見通しとなりました。
会員宅や商店に「専用ポスト」
京都市内の各生活と健康を守る会は、昨年秋から国保署名を要求運動の中心にすえた活動に力を集中しました。スーパー前や駅頭、商店街では、時間を決めてノボリを立て横断幕をかかげ、ハンドマイクで訴え、ビラを配りながら署名を集めました。
団地の全戸訪問や商店街訪問、開業医訪問では、署名用紙を預けて後日、回収にまわりました。また、町内の会員宅や商店に「専用ポスト」を置かせてもらい、集まった署名を入れてもらうようにしました。
街頭の声 「必ず引き下げて」
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| 市民に語りかけながら署名を訴えた |
どこでも「待たれていた署名」で反応が良く、役員や会員は元気いっぱい。地域でも大きな話題となり、国保問題を京都市長選挙の中心争点に押し上げることになりました。
2月17日投票でおこなわれた京都市長選挙では、国保料引き下げをただ一人公約した中村和雄さんが、市民の間に共感を広げ15万7521票を獲得しました。これは、当選したオール与党・相乗り候補に、951票差と迫るものでした。
役員や会員は、地域に「全戸用・国保ビラ」を配布し、対話では「中村和雄さんを当選させて、国民健康保険料を引き下げましょう」と市民に語りかけました。どこでも「本当に下げてくれるのですね」と話がはずみ、中村さんへの支持が広がっていきました。
街頭では、「国保料引き下げ」の「プラスター」(プラカードとポスターを組み合わせた宣伝物)を見た市民は寄ってきて、「必ず引き下げて」と声をかけてくれました。
命と健康守る国保の実現を
私たちは、昨年秋に「国民健康保険料引き下げ署名実行委員会」を立ち上げ、2か月あまりのとりくみで、京都市長に18万2085人分の署名を提出しました。
市民の力が、国保料を引き上げるばかりだった京都市政を動かしました。
この成果を貴重な一歩として、さらに誰もが納められる国保料に引き下げ、保険証の取り上げを中止させること、そして真に命と健康を守る国民健康保険の実現めざして、奮闘する決意です。
(2008年3月16日号「守る新聞」) |