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| 松田さんの家族(左から一紀さん、さくらちゃん、美由紀さん、純平君) |
私の家族は、夫・一紀(44歳)、今年、中学校に入学する長男・純平(12歳)、保育園に通っている長女・さくら(4歳)の4人家族です。夫は建交労の組合員で生コンミキサー車の運転をしていて、私は港生活と健康を守る会の事務局で活動しています。私の父の年金が月約3万円のため仕送りをしています。
はじめて負担の重さ知る
憲法26条で「義務教育は無償」といっていますが、子どもを育てるようになり、はじめて教育費の負担の重さを知りました。純平の小学校の入学準備は大変でした。ランドセルは、知り合いからいただいた祝い金で買いましたが、制服や体操服、算数セットなど買うものがいっぱいでした。制服だけでも2万円を超えました。幸い、就学援助の申請をして支給されていたので、毎月、給食費などを学校に引き落とされますが、助かっていました。
しかし生活保護基準が下がり、就学援助の認定目安額も下がったため、長男が小学5年と6年のときは不認定でした。林間学校や修学旅行、卒業遠足のスキーなどに大変お金がかかり苦労しました。
クラブ活動もさせたい
純平は今年4月から中学生になります。親として本当に嬉しいことです。しかし、入学準備費用の高さに驚いています。制服は問屋をまわって安い学生服を購入することにしましたが、それでも3万円を超えます。体操服やカバン類、靴などをあわせると5万円では足らないと思います。純平は小学校のとき野球をやっていたので、中学でもクラブ活動をさせてあげたいと思いますが、ユニフォームや靴などの費用で、また負担が重くなります。
「義務教育は無償」のはずなのに、こんなにお金がかかるのはおかしいと思います。安心して子育てができる世の中にしたいです。
義務教育がこんな高額に
06年度「学習費」調査(文科省)
文部科学省がおこなった06年度の学習費調査によれば、公立中学校の学習費(学校教育費・学校給食費・校外活動費の合計)は47万1752円です。学年別では、1年生が47万9500円、2年生が40万1329円、3年生が53万3558円で、入学準備金や高校受験準備費用が負担を大きくしていることがうかがえます。憲法で「義務教育は無償」と定める日本で、親などにこんなに教育費負担があるのは憲法違反です。

(2008年3月23日号「守る新聞」) |