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フリーターなど非正規労働者らが行動 “人間を大事にする社会にしよう”

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「アルバイトの使い捨て許すな」と訴えるガソリンスタンド労働者

 61回目の憲法記念日の5月3日、派遣社員やフリーターなど低収入で不安定な非正規社員らを組織する労働組合などが「自由と生存のメーデー2008」と題する行動を翌日4日の朝5時まで東京都内で展開しました。約600人であふれた集会後、1000人が音楽を鳴らしながら、デモ行進しました。夜の討論集会には、全生連の辻清二事務局長が参加しました。

 集会では、京都の参加者が「フリーターやパート労働者、日雇い派遣労働者などは、祝・休日が“稼ぎ時”なので、仕事を休みたくても休めないのが実情。“恩恵としての祝日よりも有給休暇を”と訴えている」と発言しました。

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繁華街を1000人でデモ行進(5月3日、東京都新宿区内)

 フリーター全般労働組合からの参加者は、「仕事があっても、あまりにも低賃金のため、友人宅を渡り歩いたり、ネットカフェで寝泊りする人たちがふえていることが、労働相談などで鮮明になった」と発言しました。

 ガソリンスタンドで働くアルバイト労働者でつくる労働組合の参加者は、「組合をつくったら、組合員が全員解雇に。アルバイトを使い捨て、残された正社員がサービス残業を強いられている。このような人間を大事にしない会社を許してはいけない。声をあげれば変えられることを確信して、がんばりたい」と決意表明しました。

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首都圏青年ユニオンの参加者

 デモ行進後の討論集会で、全生連の辻清二事務局長は憲法や生活保護法などが正しく運用されることを求めてきた全生連運動の歴史を紹介しながら、「生活保護基準以下の賃金で働いているワーキングプアのように、本来、生活保護を受けられる条件がある人たちは400万人以上いると見られています。非正規雇用労働者のみなさんが生活保護を申請・受給して、まず人間らしい生活を確立していくことが、社会全体を進歩させていくことにつながるのではないでしょうか」と訴えました。

参加者の声

仕事があわなくて退職

大沢 隆(26・仮名)

 内勤営業の仕事をしていましたが、会社再編で部署がなくなりました。外回り営業職になりましたが、どうしても仕事内容が自分に合わず、1月に退職。現在は雇用保険の失業給付を受けながら、「フリースクール」でボランティア活動をしています。
 親と同居してくらしていますが、私よりもさらに大変な人たちの問題を知りたくて、集会に参加しました。

社会保険も交通費もない

藤井秀樹 (34)

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討論集会で発言する全生連の辻事務局長(左から3番め)

 工事現場で警備員をしています。中高年齢者も多く働いています。日給週払い制で、ほぼ生活保護基準以下の給料です。
 社会保険もなく、現場へ行く交通費も自分持ち。「付帯業務」で工事作業の手伝いもせざるをえなくて、ストレスからギャンブルにのめり込んで、借金がふえていく人もいます。
 職場では、有給休暇の取得方法などを権利として会社に請求できることを仲間たちに働きかけています。

(2008年5月18日号「守る新聞」)

 
   
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