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徳島市生活と健康を守る会の伝言班は班会で出た一言から、後期高齢者医療制度を知らせたいと紙芝居を作り、5月18日の西部分会総会で初上演しました。
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| 紙芝居を読む葛篭さん(中央)。工夫と練習のおかげで大成功 |
4月20日、伝言班の班会はゴキブリ団子作りの日、団子をこねながら「市長選挙は残念でしたねえ」と葛篭(つづら)フミ子さん(59)。
野村由起子さん(78)が「十枝さん(市長候補・会員)が当選していたら、後期高齢者医療制度をやめさせる大きな力になったのにねえ」
葛篭「そやけど、市民もバカですねえ」 野村「えっ」 葛篭「あれだけ困る困ると怒っていて、何で相手候補にいれたんやろう」。
稲岡初美班長(50)と小松喜志栄さん(55)も身を乗り出して、「医療の中身も差別されるし、腹が立つなあ」「どうしても廃止させんといかんねえ」「私たちはまだ『守る会』からいろいろ教えてもらうから悪い制度だとわかるけれど、普通の人たちはわからんのと違う?」「ほんま知らん人が多いと思うよ」。
“知らせんとアカン”
知恵を寄せ合い作りあげる
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“未来の高齢者”も真剣です |
さあ、ここまで話がすすんだら、あとは行動のみ。野村さんが勇気を出して、「まず、班のまわりの人に知らせようよ。ビラ配りや署名や講師を呼んで勉強会や街頭宣伝で、こんな大変なことだと知らせていけば、『守る会』の会員ふやしもできると思うでよ」と一気に言って、みんなの顔を見回しました。今までは、「行動しよう」と言うと引いてしまって成功しなかったのです。
ところが、いっせいに「やろう、やろう」「そうよ。やっぱり知らせんとアカン」「知ったらみんな反対すると思う」。年金からの天引き反対の審査請求を4月7日に徳島県庁に出した報告も役にたったようで、いつの間にか「紙芝居を作ろうよ」「色は私が塗ってもいいよ」「班会で上演しよう」「西部分会の総会でもやろう」。
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保険料を徳島版にかえて |
「保険料の数字は徳島版にしよう」「財源はあるというのも入れたほうがいいね」と知恵を寄せ合い、絵は全日本民主医療機関連合会のパンフをカラーコピーして、10枚の現代版「姥捨(うばす)て山」紙芝居のできあがり。初上演のナレーターに決まった野村さんは、「自分流のセリフを作り切ったり貼ったり練習したり、2〜3日は眠れなかった」。
“よく理解できた”
活用した運動くり広げたい
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| 西部分会総会で紙芝居を見るみなさん |
西部分会総会当日、紙芝居は大好評でした。柳川暁さん(65)は「熱のこもった紙芝居を見て、後期高齢者医療制度がどんな制度か、よく理解できた。今まで他人事のように思っていたが、これは大変な制度だと痛感した」と。
伝言班では、これからこの紙芝居を活用した運動を繰り広げたいな、お見舞いもかねてケアハウスを巡回して見てもらいたいなと思いがふくらみ、「高齢者は死ね」と言われるなら、なおさら元気に活動を続けようと張り切っています。
(野村由起子さん)
(2008年6月15日号「守る新聞」) |