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厚別区生活と健康を守る会(厚別区「守る会」)は今年3月から、ひとり暮らしの会員さんに安否確認「元気コール」という電話を、月に1回かけています。
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「元気コール」を受けとる小原アイさん(91歳) |
きっかけは、会員のAさん(73)が2年前の冬にトイレの前で倒れ発見されたものの、すでに亡くなっていたことがあったからです。このときの場合は、班の仲間がAさんの身体が弱ってきていることを事前に知り、毎日のように気にかけて連絡していたために、発見が速かったのです。
こうしたことを教訓に、生活と健康を守る会の幹事会で話しあいました。
ドキドキしながら電話
ひとり暮らし会員のみなさんは、高齢者が多く、いつ何があるかわかりません。
安否確認「元気コール」は、“会員さんの安否、そして「会」から離れないよう、元気で暮らしてほしい…”という願いをこめてのとりくみです。各役員は、10人ほどの会員さんに責任を持ち、ひとり暮らしの高齢者会員(約140人)に月1回「元気コール」をかけています。
電話をかける役員は、14人です。
はじめは、「どんな返事が返ってくるか、胸をドキドキさせながら電話しました」(役員の声)ということでしたが、電話を受けた相手方からは「私のことをおぼえていてくれて、うれしい」という、感謝の声がありました。
役員からの電話なので、「何かあったのですか」とたずねる方も。相手方が「私ね。今、体調良くないの」と自分の病気のことを、とうとうと語る場面もあります。役員は相手の話を親身になってよく聞き、「お大事にしてくださいね。また電話します」と言って、電話を切ります。
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電話をかける幹事の松岸洋二さん(右)と幹事の鈴木志(ゆき)さん |
「元気コール」では、電話をかける側に役員女性が多いので、電話を受けるひとり暮らしの男性は、気持ちがウキウキしているようです。
会話のなかで、相手方から「今度、いっしょに遊びに行こう」などのお誘いがあったりなど、役員は電話をかけて元気をもらっており、毎月の「元気コール」が楽しみとなっています。
できるところからはじめよう
吉村理智子事務局長の作成で、“電話かけマニュアル”を役員のみなさんに手渡し、「自作したものもふくめて電話かけしてください」と呼びかけています。
私たちは、会員が主人公と思っております。近いうちに、電話かけも月2回に増やしたいと思っています。“できるところから始めよう”、これが、私たちの「守る会」です。
(佐藤明人会長)
マニュアル例
お元気ですか。私は厚別区生活と健康を守る会の役員○○です。お会いしたり、お話しする機会が、なかなか無いものですから。お元気でいらっしゃると思いましたが、お電話しました。外出したり、お買い物に行ってますか。毎日どう過ごしていますか。何か困っていることありませんか。「守る会」の事務所では、カラオケクラブやけんこう喫茶など開いています。遊びにいらして下さい。
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(2008年7月20日号「守る新聞」)
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