北海道
全額支給すべきと審査請求
目標は1000件
全国生活と健康を守る会連合会(全生連)は、生活保護の追加給付などについての審査請求を呼びかけています。北海道では、北海道生活と健康を守る会連合会(道生連)も参加する生活保護制度を良くする会(良くする会)が、8月18日に生活保護の審査請求提出集会を行いました。道生連の石橋妙美事務局長からの報告です。
最高裁判決に従え!
提出集会には審査請求人や支援者、新・人間裁判の弁護団など108人が、2013年の最初の審査請求提出集会と同じ会場に集まりました。
生活保護制度を良くする会共同代表の大賀浩一弁護士が開会あいさつを行い、この審査請求の運動は最高裁で勝って臨んでいる闘いであることを強調しました。次に、弁護団事務局長の渡辺達生弁護士から「最高裁判決に反している。本来の2012年基準に戻して全額支給するべき。数は力。おかしいという声を力に、北海道の審査請求目標である1000件を目指そう」と参加者に呼びかけがありました。
全生連副会長でもある良くする会の三浦誠一事務責任者が、審査請求の提出方法などの説明を行いました。
現在、324件提出
代表して3人が決意表明を行いました。
吉田弦一原告団長は「10年以上の闘いで判決が決まり、『減らされた分が戻ってくると思っていたのに』という思いだ。これからもみんなで頑張ろう」、続いて、鳴海真樹子原告副団長は「いろいろなことをさらけ出して頑張ってきた。まさか、もう一度審査請求することになるとは思わなかったが、全力で頑張る」との決意を述べました。
最後に細川久美子原告世話人代表が、「この13年の闘いの中で亡くなった人もいる。生活保護制度は憲法25条で保障された制度。厚生労働省の不当なやり方に、地域で声が上がり出した。1000件の目標達成は私たちが絶対にやらなければならない。身近な人にも声をかけよう」と呼びかけました。
会場には、北海道庁の職員が直接書類を受け取りにきて、参加した審査請求人が一人ひとり審査請求書を手渡しました。
審査請求書は275件分を提出しました。同日、岩見沢でも12件提出し、北海道での、これまでの審査請求書提出数は324件となりました。
北海道では、10月と12月にも集団申請集会の開催を決め、地方都市でも、地域の給付に合わせて提出日の調整をしています。審査請求人の切実な思いを厚労省にしっかりと受け止めてもらうために、奮闘を続けています。
(2026年8月30日号「守る新聞」)