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コンブなんと1000束も 被災地に支援物資 今年も北海道浜中町から 山田生健会と深い絆

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県山田町に、今年も北海道浜中町から支援物資が届きました。震災直後に山田町を訪れた浜中町議の加藤弘二さん(75)と、山田生活と健康を守る会の佐藤照彦会長が話し合う中で生まれた取り組みです。残念なことに、いかんともしがたい事情により、今年でピリオドが打たれることになりましたが、心がこもった品々は被災者を元気づけています。

心から感謝

集会には町長も

 午前11時に集会がスタート。佐藤さんが加藤さんを紹介し、次のような歓迎のあいさつを述べました。
 「加藤さんは大震災のあった2011年から支援活動を続けてきた。3年目にマス600尾を持ってきてくれた時は、長い行列ができるほど喜ばれた。支援は今回で終わるが、これまでの活動に心から感謝したい」
 続いて加藤さんがあいさつ。「11年5月に山田町を訪れたが、何もない街になってしまった姿を高台から眺め、あぜんとした。当時は町議だった佐藤さんに会い、支援活動を約束した。以降、取り組みを続けてきたが、高齢になり活動継続が難しくなったので、今回で最後にしたい」と述べました。
 会場には佐藤信逸山田町長の姿も。「長い間、被災町民に遠方から支援活動を続けてもらい、心から感謝」とあいさつ。加藤さんと握手を交わしました。
 そして、お待ちかねのコンブの登場です。浜中町の4人から一人2束ずつ手渡されました。受け取ったみなさんは、「北海道のコンブはおいしい。ありがとう」と口々にお礼の言葉を述べ、喜んでいました。

昔からの縁

漁業でつながり

 集会を終え、加藤さんらは共生会事務所で、釜石・大槌生活と健康を守る会の会員らも交えて懇談しました。
 懇談では、サケマス延縄(はえなわ)漁業が盛んだった頃のことが話題になりました。当時は浜中町の漁港に、山田町の漁船もたくさん入港していました。加藤さんはそのことなども振り返り、「浜中町の女性で山田町に嫁入りする人がいるなど、結び付きは深い。大震災の募金にも大勢が協力した」と話しました。
 佐藤さんは山田生健会の今後の取り組みについて「家を失った被災者の災害公営住宅入居も行われているが、支援活動の一つである『お茶っこ会』は継続していきたい。12月には300回に到達する」と述べました。(菊池公男通信員)


震災では壊滅的被害

山田町

 岩手県沿岸中部に位置し、太平洋に面している。東日本大震災では震度5が観測され、山田湾には津波(推定高さ8〜10メートル)が到達、山田地区では大規模な火災が広がった。これらにより、高台の一部を除き、壊滅的な被害を受けた。現状は、復興作業は進んでいるものの、人口は被災直前の1万9270人から1万6037人(17年7月1日現在)に減少している。
 全国生活と健康を守る会連合会は昨年5月の被災地連帯交流行動で、同町と隣接する大槌町を訪問した。

地図

(2017年8月6日号「守る新聞」)

 
   
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