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「天神さん」で署名・宣伝行動

消費税は5%へ引き下げを!

全京都生活と健康を守る会連合会

 「庶民いじめの消費税は引き下げを」―。全京都生活と健康を守る会連合会は2019年11月25日、京都市上京区にある北野天満宮で毎月25日に行われる縁日に合わせ、消費税率の5%への引き下げを訴える署名・アピール活動を行いました。(齊藤 豊記者)

貧困・格差広げる税

 安倍政権により19年10月に8%から10%へと税率が引き上げられた消費税。消費税は全ての国民へ“等しく”かかる税のため低所得者ほど重い負担となります。また今回の増税は、キャッシュレス購入などによる「軽減税率」への対応などで、中小業者ほど対応が厳しい、カードなどキャッシュレス媒体を持っていない、作れない人々は特典が受けられないなど貧困と格差を広げるものです。
 そのような「庶民いじめ」の税の引き下げを求め、全国各地で運動が起きています。

できる限りのことを

 この日も多くの露店が立ち並びにぎわう「天神さん」(北野天満宮の愛称)の一の鳥居前で、上京、北、山科、南区生活と健康を守る会のみんなが元気に訴えました。
 参加した会員らは「10%の税率に反対」「5%への引き下げを求めよう」「低所得者や中小業者に大打撃の増税は許せない」と声をあげながら、行き交う人々へビラ配り、署名活動、マイク宣伝などを行いました。
 通行人からは「以前に税率が8%に上がったときにだいぶ取られるようになり、節約を心がけてきたがもう限界。引き下げは大賛成」といった話をしながら署名に協力した人が何人もいました。
 今回の活動に初参加した山科生健会の岩田桂子さん(83)は「体調に不安はあるが、できる限りのことをしたいと思い参加した。私は月に5〜6万円の少ない年金と生活保護費で生活しており、生活はかつかつ。増税は庶民いじめで、減税してほしい」「苦しい生活だが、少しでもこういう活動をしていかないと世の中は変わらない。今回の仲間の行動には感動した。今後も機会を見て参加していきたい」と話しました。

(2019年12月29日・2020年1月5日合併号「守る新聞」)

 
   
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