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「政治の春風」を京都から全国へ

京都市長選 福山和人さん支え京生連奮闘

 1月19日告示、2月2日投票で、京都市長選挙が行われます。「政治を市民の手に取り戻したい」と、市民との新たな共闘で結成された「つなぐ京都2020」から立候補する弁護士の福山和人さんが勝利のために奮闘しています。全京都生活と健康を守る会連合会(京生連)は福山和人さんを推薦し、「市長が変われば、くらしが変わる、京都が変わる」と訴えて選挙戦を闘っています。

知事選でも健闘

 福山和人さんは昨年春の京都府知事選にも立候補。京都市内では得票率46・5%を獲得しました。市長選で掲げるマニフェスト(第一次分)は計147項目。市民の暮らしを応援し、京都の街を守るための施策が詰め込まれています。「すぐやる応援パッケージ」が市民に届き、共感が広がっています。
 京都新聞の紙上討論会で、現職市長は「福山さんが言われことは200億円かかる。絵に描いた餅」とかみつきましたが、逆に「200億円の根拠を示すべき。私は数字も明らかにして財源を示している。根拠を示さずレッテルを貼るのはやめるべきだ」と反論され、答えられませんでした。
 政策も候補者力でも現職を圧倒しています。

率直に意見交換

 「つなぐ京都2020」に参加する京生連は12月25日、福山和人さんと懇談しました。
 市民の貧困実態調査、生活保護行政、公営住宅行政などについて率直に意見交換。佐野春枝会長が4項目からなる「市長選要求」を手渡しました。要求(抜粋)は次の通り。

生活保護

 権利としての生活保護の周知徹底を図り、申請用紙・パンレット(しおり)を住民の目に届くところに設置すること。
 熱中症が毎年続出する中、必要な世帯へのエアコン設置を国に求めること。当面、市の独自施策として設置対応すること。
 国に対し、(1)保護基準引き下げを中止し、元の基準に戻し、老齢加算を復活(2)加齢に伴う難聴者世帯に対し、補聴器購入を医療扶助での適用―を強く要望すること。

国民健康保険

 国に国庫負担の大幅な増額を求め、市として一般会計からの繰り入れを行い、保険料を引き下げること。条例減免と窓口一部負担金減免制度の拡充を図ること。
 保険証の取り上げをやめ、正規保険証の発行。滞納世帯への差し押さえをやめる。

公営住宅

 増設・改修し、空き家募集は適時実施。畳、ふすまの定期修繕を行うこと。
 生活保護住宅扶助費引き下げによる転居に際しては、公営住宅への優先入居を行うこと。

高齢者・子ども

 介護保険料の減免制度拡充と利用料減免制度を実施し、老人医療制度(マル老)の負担割合を1割に戻す。加齢に伴う難聴者の補聴器購入への公的助成と健康保険適用を国に求め、市としても公的助成を行うこと。
 子どもの医療費助成は、通院も中学校卒業まで無料にすること。

全国から支援を

 各単組も奮闘しています。
 上京生活と健康を守る会の奥野義雄会長は年頭あいさつで「市民が主人公の市政に転換させ、『政治の春風』を京都から全国に広げよう」と訴えました。
 南区生活と健康を守会は12月15日、「つなぐ京都2020」の南区での事務所開きで福山和人さんにプレゼントを渡し、激励しました。
 選挙勝利に向け京生連は、全国の会員・「守る新聞」読者に、募金などへの協力を呼びかけています。
 (青木章通信員、猪田修身通信員、大本義雄通信員)


くらし応援すぐにやります!
〈つなぐ京都2020政策〉

4つのパッケージ市予算の1%未満70億円でできる

〇あったか子育て応援セット
 小学校のような全員で食べる中学校給食
 子どもの医療費中学校卒業まで無料
 子ども(18歳まで)分の国保料(均等割分)は免除
〇ちょっとうれしい若者セット
 返さなくてもいいを奨学金をつくる
 奨学金返済の利息分を補助
 地下鉄定期の割引率アップ(48→60%へ)
〇ホクホク高齢者セット
 老人医療費の負担軽減(65〜74歳の窓口負担2割を1割に)
 敬老乗車証は現行制度を守る
〇ワクワク地域経済支援
 地域の公共事業を計画的にすすめ地元に仕事とお金を回す
 市の発注する事業はまず時給1500円へ

(2020年1月19日号「守る新聞」)

 
   
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