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全生連第44回全国大会

創立70周年に向け強大な組織を

 全国生活と健康を守る会連合会(全生連)は9月28日から30日の3日間、東京都台東区内の会場と全国各地の会場をオンラインでつなぎ、第44回全国大会を開催しました。コロナ禍で延期された前回の大会から9か月間という期間でしたが、2年後に迫る全生連創立70周年と次期45回大会を5万人の会員と6万部の読者で迎える決意を固め合う大会となりました。

 大会1日目の開会の辞に立った丸山秀子副会長は「全生連運動が始まって68年。今大会がこれからの活動を担っていくことにつながるようよろしくお願いする」と述べ、議長団を提案しました。
 議長団などの選出に続き、吉田松雄会長と来賓があいさつするとともに、西野武事務局長から経過報告と次回大会までの方針案の提案がありました。物価高が食品などあらゆる分野に及び、低所得者の生活に影響を与えている中で、班会が生きる支えとなっているなどの声も寄せられ、生活と健康を守る会が生活と権利を守る大きな役割を果たしていることが語られました。
 来賓は日本共産党の倉林明子副委員長、全国労働組合総連合の前田博史副議長、中央社会保障協議会の林信悟事務局長の3人。後期高齢者医療費の窓口負担の2倍化と介護保険の改悪策動の阻止での共闘、「困ったときの駆け込み寺としての全生連」の期待が語られました。
 その後、43期決算案、44期予算案の提案を受け1日目は休会に入りました。

気概燃やした活動の発言
共感し励まされる

 2日目は終日討論が行われ、19人の代議員が発言しました。コロナ禍でなかなか集まれない中で、会を知らせる宣伝活動に努力し、相談会を開き、制度改善要求、生活保護行政の改善、各種保険料の減免での要求実現を通して仲間ふやしにつなげている活動がオンライン、リアル会場から次々と報告され、「守る会ここにあり」と気概を燃やして活動する姿、県連の役割を具体的に示した発言に、大会参加者は大いに共感し励まされました。

議論深め一致団結
会必要とする人に手を

 3日目の最終日は、各種表彰の発表、討論のまとめが行われ、第44期方針案、43期決算案・44期予算案が全会一致で採択されました。また、全国役員が承認されました。
 討論のまとめで西野事務局長は「心のこもった、方針案を豊かにする討論に感謝する。大会が大きく成功したことを確認したい」「守る会が地域で必要とされていることが共有できた」と述べ、いくつかの運動の補強点、課題について発言し、まとめとしました。
 三浦誠一副会長は閉会あいさつで「明日から75歳以上の医療費2倍化が始まる。軍事費2倍化のために社会保障は今以上に削減されていくことは明らか。10月3日から臨時国会が始まる。解散総選挙、政権交代を目指そう。討論でも70周年に向けて組織を大きくする決意がみなぎっていた。守る会を必要とする人に手を差し伸べよう。みんな頑張ろう」と結びました。
 自由にしっかり議論し、最後は一致団結して創立70周年を迎える次期の大会までに強大な組織をつくっていくことでまとまった大会でした。

(2022年10月16日号「守る新聞」)

 
   
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