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みんなで助け合い仲間を偲ぶ

生活と健康を守る会ならではの共同墓地

 生活と健康を守る会は“ゆりかごから墓場まで”要求や運動を取り上げています。その一つが共同墓地の取り組みです。会員の要望に応え、安い費用で共同の墓地を作り、定期的に墓参りをしています。みんなで助け合う生健会・守る会ならではの取り組みです。東京・品川、徳島・徳島から墓参会・慰霊祭の報告が届きました。

東京 品川
道中和やかに
今回納骨した人も

 品川生活と健康を守る会は9月19日、秋の墓参会を行いました。
 会員の家族・仲間を偲(しの)ぶため、共同墓所がある千葉県御宿町(おんじゅくまち)の御宿霊園へバスに乗り合わせて行きました。うだるような暑さでしたが、バスの中は快適で、49人の参加で満席でした。
 車中では、コロナ禍以降に控えていた自己紹介をやりました。参加者は隣席の人と和やかに話をしたり笑い合ったりしながらの楽しい車内でした。
 御宿霊園に着き、墓参をしました。墓石(ネームプレート)が熱く、水を何回もかけてあげている人もいました。
 現在、165人が納骨されています。今回、納骨した人もいました。
 墓参後に隣のいすみ市へ移動し、ホテル「九十九里ヴィラそとぼう」でバイキングランチを食べました。ランチは好評で、品数も多く、みなさん「おいしかったね」と言っていました。天台宗飯縄寺(いづなじ)にも寄り、住職からいろいろな話を聞き、境内の由緒ある立派な彫刻も見学しました。
 帰り道最後の休憩は東京湾アクアラインの海ほたるパーキングエリア。東京方面の景色で、飛行機が東京タワーより低く住宅街上空を飛ぶ羽田空港新ルートの全景が見えるかと思い最上階まで上がりましたが、都心部にはもやがかかり、はっきりと見ることができませんでした。地元の品川区大井町には18時ごろに帰りました。
 今回の墓参会に参加して入会した人もいます。品川守る会では、みなさんの知り合いに墓で困っている人がいれば、守る会の共同墓所を教えてあげてほしいと話しています。品川守る会の共同墓所は第4墓所の建設も予定しています。
 (鵜野一枝通信員)


徳島
2人が初参加
来年で建立10周年

 徳島生活と健康を守る会共同墓所の秋の慰霊祭が9月24日に行われ、14人が参加しました。来年で共同墓所建立10周年になります。
 残暑の中で、秋の慰霊祭は行われました。初めて参加する人が2人いました(会員が共同墓所に申し込みをしての参加と、親が共同墓所の申し込みをして生健会に入会の2人)。
 参加者の中で「来年は共同墓所ができて、はや10年になるね」「あのときは必死で頑張ったな」などの話が出ました。
 共同墓所は2014年7月27日に開眼供養と納骨を行いました。2年間の準備を経て、徳島県生活と健康を守る会連合会結成50周年の記念行事として実現にこぎつけたものです。
 共同墓所の横の石碑に由来が刻まれています。10年前にみんなの力で「願い」を形に、県生連60周年に向けて今後は「願い」を次の世代につなげていけるように、生健会を大きくしたいと思います。(亀川義浩さん)

《徳島生健会共同墓所の由来》

 「子どもが県外に就職して帰ってこない」「一人でお墓を持てない」「亡くなった人の入るお墓がない」など死後の不安や悩みから、「共同墓所があったらいいね」という要求が出され、何度も話し合いを積み重ね、加入者を募り、たくさんの人の募金にも支えられて建設できました。
(以下、石碑に刻印)だれもが人間らしく生き、いつまでも人として尊ばれたいと願っています。生存権保障の運動をすすめている仲間の力で徳島県生連50周年の年に共同墓所として、その「願い」が「形」になりました。

(2023年10月29日号「守る新聞」)

 
   
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