全国生活と健康を守る会連合会
   
トップページへ 前のページへ
 
 
全生連の紹介
会からのお知らせ
発行物の紹介
暮らしに役立つ制度紹介
各地の生活と健康を守る会
アクセス
 
守る新聞からのおもなニュース紹介 画像

要求届け暮らし最優先の政治へ

第212回臨時国会開会日行動・定例国会行動

 10月20日から第212回臨時国会が開会しました。国民生活を苦しめる物価高の問題や、低迷する経済をどのように立て直すのかが問われる重要な国会で、岸田文雄首相が打ち出している減税措置の是非などが争点になります。国民の命と暮らしを守る政策の実施などを求め衆議院第2議員会館前で10月20日に国会開会日行動、25日に定例国会行動が行われました。(永久俊満)

重要な臨時国会

国会開会日行動

 総がかり行動実行委員会などは10月20日、「改憲・軍拡・増税反対、安保3文書撤回、改憲原案勝手につくるな、辺野古新基地建設反対、南西諸島のミサイル配備反対、殺傷武器輸出するな、保険証残せ、臨時国会開会日行動」を行い、200人が参加しました。集会では、12月13日まで会期55日の臨時国会に向けて、共に運動を頑張ろうと確認しました。
 憲法会議の高橋信一事務局長からの「国民の命、暮らし、平和を守るために極めて重要な国会だと思う」との主催者あいさつの後、参加した各党議員の代表から連帯のあいさつ、参加団体の代表によるリレートーク、行動提起があり、終了しました。

一緒に声上げたい

定例国会行動

 開会日行動の翌週の25日には、国民大運動実行委員会など3団体共催による定例国会行動が行われ、100人が参加しました。全国生活と健康を守る会連合会(全生連)や首都圏の生活と健康を守る会からも7人が参加しました。
 日本共産党の岩渕友参議院議員の国会報告の後、岩渕議員に全生連から「健康保険証の廃止撤回を求める署名」など4種類1万2013筆と団体署名を渡しました。
 行動提起では、中央社会保障推進協議会の林信悟事務局長が「臨時国会は12月13日まで55日間と非常に短い国会だ。憲法の課題もこの臨時国会で重要な局面を迎えている。提起された一つひとつの行動や集会を大きく成功させて、私たちの要求を臨時国会にしっかりと届けて、命や暮らし最優先の国政への転換を求めて奮闘しよう」と呼びかけました。
 最後に共に力を合わせる決意を込めて、シュプレヒコールが行われ、終了しました。
 参加者に感想や国会への要望を聞くと、署名渡しをした埼玉・与野生活と健康を守る会の有松克浩さんから「しめつけが強すぎる物流業界の『2024年問題』の改善。働ける環境の整備をしてほしい」との要望がありました。
 また、埼玉の末吉俊一さんは「国会行動には、当時所属していた守る会の会長に誘われて参加するようになった。国会見学に多くの子どもたちが来ている。その子どもたちに恥じない政治を行ってもらいたい。全国のみなさんにも参加してもらい、一緒に声を上げられたらうれしい」と話していました。


「守る新聞」300円から400円への紙代改定のお知らせと引き続きご愛読のお願い

 「生活と健康を守る新聞」をご購読いただき感謝申し上げます。全国生活と健康を守る会連合会(全生連)の財政が厳しいことや物価高による発行経費の増加などから、来年1月から購読料(紙代)を1か月300円から400円に改定(値上げ)させていただきます。1992年の改定以来、31年ぶりの紙代改定になります。
 誰もが人間らしく生きることができる制度と社会を実現するために、全生連の活動を知らせ、会員同士をつなぎ、生きる希望を届ける紙面へといっそう改善に努めます。紙代改定後も引き続きご愛読をいただきますようお願い申し上げます。

(2023年11月12日号「守る新聞」)

 
   
  Copyright (C) 2007 全国生活と健康を守る会連合会 All Rights Reserved.